人工的に作られた象牙

象牙イメージ

印鑑を作る時の材料(材質)は実に様々で、木やプラスチックはもちろん、消しゴムまで材質となるのはこの世の常識(日本だけ!?)です。
あとは石・天然石も材質となりますし、金属までいくともう遠くから眺めるだけで、手が届かないレベルの印鑑になってしまいます(笑)。

けれども、その金属よりも高価で、より手が届かないレベルの材質はもっと存在します。
今回はその中の一つである「象牙(ぞうげ)」のことを書いてみようと思います。

象牙は、その名の通り象の牙…と思っていましたが、本当は牙ではなくて長く大きく成長した切歯(門歯)なのだそうです。
普通、牙というのは犬歯が発達したものを言うはずですが、象は例外みたいですね。

印鑑の材質としての象牙は、硬すぎず柔らかすぎず、手になじみやすいそう。
見た目も高級感があって、印鑑文化圏の日本は昔、象牙の輸入大国だったそうです。
確かに高級感ありますものね。
実物は見たことがなくテレビで見たのか雑誌の写真で見たのか…純粋に「キレイだなぁ」と思いました。
手に入れたら自慢したくなるでしょうね。

でも、これは皆さん知ってると思いますが、野生の象は絶滅の恐れがあると言われている動物なんですよね。
それゆえ、象牙を勝手に取っていくことはもちろん許されるはずはなく、むしろすでに本物の象牙(自然死したと見なされた象の象牙)を輸入することはもう出来ないはずです。
なので、昨今は人工的に作られた象牙を使って、印鑑を始めとして象牙品のほとんどは人工のもので作られているのではないかと思います。
多分、本物の象牙はほんのわずか。
それこそ、高級な印章になって簡単には払えない値がついているのだと想像します。

もし、本当にもしもの話ですが、本物の象牙の印章を近くで見ることが出来たらどう反応したらいいのでしょうか(笑)。
とりあえず触って…いや、象たちのことを考えると、触ることが恐れ多く思えてきました。
なので多分、どう反応していいか分からず、口を開けたまま呆けているんだと思います(苦笑)。

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