「黒水牛」という材質

水牛印鑑イメージ

さて、印鑑に使われる材質にはプラスチックやゴム、木などの安い材質もあれば、象牙のように高価なもの(しかも野生の象は絶滅の恐れがあるために今や本物を見る機会はあまりない…)もたくさんあります。
今回は、「黒水牛」という材質のことを書こうと思います。

水牛と聞くと、私は小学生の頃に家族旅行で行った沖縄を思い出すのですが(水牛車に乗って島と島を渡りました)、印鑑に使われる材質としては、東南アジア(特にベトナム中心)の水牛の角を加工したものが使われるそうです。
角は皮膚の一部なので、主にたんぱく質で出来ているとか。
爪と似たような感じでしょうか(人間の爪は皮膚が硬くなった部分)。

印鑑以外にもよく利用されていて、アクセサリーが作られたり、服のボタンや包丁の柄の部分にも使われているそうです。
ボタンや包丁の柄は「へぇー」といった感じですが、アクセサリーまであるなんて、全然知らなかったです。 多分、そういう材質で作ったアクセサリーを置くお店に入ったことなんてないからでしょうね(笑)。

肝心の印鑑にする時の話に戻ります。
この角の芯の通った中心部分、この部分は「芯持ち(しんもち)」と呼ばれ、この芯持ちという部分は、かなり良質な部分であるとか。
そんな良質な材質で作られた印鑑はもちろん、優秀作品でございます。
そして結構な高級品であらせられるとのことです…!そんなことを聞いてしまっては、気安く触れなくなってしまいますね、手あかがついてしまっては申し訳ないですから…(笑)。
見せびらかすだけ見せびらかして、自慢するだけ自慢したらあとはケースにしまって大切に大切に保管しておきましょう。
そして、人生で「ここが勝負時だ」という時に取りだして使いましょう!

保管する時は金庫だな、なんて半分冗談で思っていたらまさしくその通りにするのがいいらしく、ケースに入れて金庫(冷暗所)にしまっておくのがベストだとか。
とってもかよわい材質らしく、乾燥状態を大変嫌うみたいなので(割と簡単にヒビが入ったりしてしまうそうです)、乾燥もさせないように気を付けて保管しておきましょう。
…やっぱり、人生の中で一番の勝負時に使うといいみたいですね(笑)。
気合いは入れても、力は入れず、押す時はそっとそーっと優しく優しく…。

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